我が家の子鉄が1歳6か月にしてプラレールのレールを連結できるようになった方法やその経緯をご紹介します。
早くレールを繋げられるようになってほしい
息子が電車にはっきりと興味を示し始めたのは1歳3か月の頃でした。
当然ですが、親がレールをつなげてレイアウトを組んでも、すぐに破壊しては泣き、呼ばれては組み立てなおす日々…。
料理の合間に何度もレールをつなげるためだけに呼び出され、正直、「またか…」と思うことも多々ありました。
早く自分でレールをつなげられるようになってはくれないだろうか…そんな思いから、息子(1歳6か月)のレール連結訓練を(勝手に)始めました。
(ちなみに私は心理学や教育学など専門家ではありません。親だって少しは集中できる時間がほしい!)
なんちゃって訓練
目標:息子に、プラレールのレールを自分で連結できるようになってもらう。
何事も、「自分でやりたいという気持ち」と「成功体験」が大切。
そこで、私は息子に「自分にもできる」という自信をちょっぴりつけてもらおうと思い、ちょっとずつステップアップできるように工夫しました。
訓練①見せるだけ
まずは、私がレールをつなげるところを、真正面から何度も見てもらいました。
「ほらほら、こうやったらつながるんだよ~!」と言いながら。(訓練ていえるかな…笑)
もちろん息子もプラレールに興味があるので、じーっと見ていてくれました。
訓練②ちょんと押すだけ
訓練①で、レールをつなげる動作を何度か見せてもらったら、次は自分でやってもらいましょう。
ちょんと一押しすればレールを連結できる状態にして、息子に一押ししてはめてもらう。
はじめは、息子の手を拝借して、一緒に押し込みました。
そして、パチンとはまったら、「やったー!できた!嬉しいね!」と、あたかも自分が成功したかのように思わせる。これを何度か繰り返しました。
狙いは、はめる感覚を掴んでもらうことと、「自分にもできる」と自信をもってもらうことでした。
これは2、3回繰り返すだけで、すぐに感覚を掴んだようで、楽しそうにパチンパチンとはめてくれるようになりました。
ちなみに、カーブレールは難しそうなので、直線レールを使用しました。
訓練③引き寄せてはめてもらう
訓練②でレールを連結する感覚を掴んだら、次は、ほんのちょっと離れているレールを引き寄せてはめる訓練です。
「ここ、レールが外れてるね。つないでくれるかな?」なんてことを言いながら指さすと、しっかりと連結部分を目指してはめようとする姿がみえました。
すぐにパチン、とはめることはできませんでした。狙ったところにはめるのは、1歳児にはコントロールと集中力が必要なようです。
とはいえ、何度かトライするとパチンとはまるので、そのたびに「はまったー!やった!頑張ったね!嬉しいね!」と一緒に喜びを分かち合いました。
やはり自分で出来るようになったことが嬉しかったようで、何度も何度も自分でレールをつなげていました。
訓練④連結の可否を判断
さて、訓練③ではめられるようになったら、次はレールの凹凸を見極める訓練!
プラレールのレールにはご存じのとおり凹凸があります。当然ながら、凸と凸では連結できません。
なので、わざと凸と凸の連結部分を近づけて置いてみました。
凹凸を合わせて連結する。これを1歳6か月の子鉄ができるのか?
と思っていましたが、割とあっさりできました。
まずはじめは凸と凸で連結しようと試みまていました。しかし、連結が出来ない、とすぐに判断し、レールをひっくり返しました。
そして凹凸を合わせ、パチンとはまりました。
…1歳児って賢いな。
結果
訓練①~④は一日のうちに終了しました。すべて直線レールで行いました。
そして、それから一週間もたたないうちに、さっさと連結できるようになっていました。
もちろん、カーブレールも問題なく連結できるようになりました。
考察
やってみて分かったのは、レールをつなぐのはパズルをつなげるような感覚があり、それ自体も1歳児にとっては楽しむことができる、ということです。
そして、一つ一つの工程は、指先のコントロールや力が必要ではあるものの、1歳児にとっても決して難しいことではない、ということです。
とはいえ、レールをつなげられたところで、レイアウトを組めるわけではないので、結局は親がレイアウトを作るというのは変わりありませんでした(笑)
でも、ちょっとだけ崩れた程度であれば自分で直せるようになりました。
これは大きな進歩です!
プラレールの対象年齢
今更ですが、プラレールの対象年齢が気になっている方のためにお話します。
タカラトミーの公式ホームページによると、プラレールの対象年齢は、
概ね3歳以上
とのことです。
しかしながら、「はじめてのプラレール」という1歳半から遊べるプラレールシリーズがあります。
こちらは、通常のプラレールのレール(直線レール・曲線レール)を使用して遊ぶことが想定されている玩具です。とすると、プラレールの直線レール及び曲線レールは、1歳半から使用することが可能と判断できます。
「プラレールは3歳以上が対象だから危ないんじゃ…」と思う方は、ぜひこちらの商品「はじめてのプラレール」シリーズをお試しください。通常のプラレールの直線レール及び曲線レールの上を手転がしで遊ぶことができます。
ママバッグやベビーカーにも取り付けられるので、お出かけにも活躍しますよ!
まとめ
特訓を始めてから一週間程度で、レールをしっかりと連結できるようになっていました。
早く自分で繋げられるようになってくれないかなーという親の勝手な思いから始めたなんちゃって訓練でしたが、自分でやりたい、という意欲に繋がったようです。
少しでも呼ばれる回数を減らしたい、というママパパは、ぜひトライしてみてください!
余談ですが、このような作業を続けていたおかげか、現在3歳になった息子は、デュプロだけではなく通常のLEGOブロックを使用して駅のホームを作って遊ぶほど器用になりました!