【子鉄のハロウィン絵本】『おばけれっしゃ』HALLOWEENだって電車がいい!

子鉄なら、ハロウィンだって電車でいこう!

そう、なんとハロウィンの鉄道絵本があるんです笑。

鉄道大好きな子鉄が喜ぶのは、やっぱり鉄道の絵本。

ハロウィンだって、鉄道絵本がいいに違いありません。

賛否両論ある私たち親世代とは違い、今の子供たちにとって、ハロウィンは将来きっとクリスマスのような定番イベントになるに違いありません。

思春期になってからも、「小さい頃からやってたなぁ」と思い出してもらえる、わくわくしたイベントになるよう、小さいうちから楽しんでもらいましょう!

 
 
ひてつママ
子鉄クラブママ目線で詳しくレビューします!

子鉄クラブでは、ママたちが我が子に合った絵本をじっくり選べるよう、

知育に繋げるポイントや、3歳の息子が実際に読んだときの反応などを、

ママ目線で詳しくレビューしています!

絵本のきほん情報

作品情報

  • タイトル:『おばけれっしゃ』
  • 出版社:ひさかたチャイルド
  • 作:しのだ こうへい
  • 発行日: 2018年09月10日
  • ページ数:32頁
  • サイズ:22㎝×29㎝
  • SBN: 9784865491579

対象年齢

絵本ナビによると、対象年齢は以下のとおりです。

  • おすすめ:3歳~4歳から

繰り返しのエピソードなので、リズミカルに読める絵本です。

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絵本の内容は?

ストーリーや、絵本から得られる情報をご紹介します。

登場する電車

この絵本には、実在の鉄道ではなく、空想の「おばけれっしゃ」がたくさん登場します。

ストーリー

じごくにある「じごくこうえん駅」にやってきたのは、ガイコツの「ほねおばけ」。

退屈だから、たまには人間をおどかしに行こうと思い、やってきました。

そこに、同じく人間をおどかしに行こうと駅にやってきた真っ白な「ぬのおばけ」と意気投合。

二人は、人間のところへ行くため、さっそくやってきた電車に乗り込もうとします。

でも、やってきた毛むくじゃらの列車は狼男が「ほねおばけ」に噛みつくから乗り込めません。

次の火のくるま列車は、炎に包まれて真っ赤に燃えていて、「ぬのおばけ」が燃えてしまうので乗り込めません。

次の吸血鬼の棺桶がならんだ寝台列車は、切符代を血で払わなければならず…「ほねおばけ」も「ぬのおばけ」も血がないから乗り込めません。

ようやくやってきた次の列車は、あれれ、なぜだか人間が乗っています。

まあ、ちょうどいいやと乗り込んだ二人はさっそく人間を脅かそうとしますが、なぜだかみんな全く驚かないどころか、にこにこ。

不思議に思いながら列車を降りると、二人はびっくり!おばけに仮装した大人や子供がいます。

そう、この日は年に一度のハロウィンだったのです。

人間を脅かそうとした「ほねおばけ」と「ぬのおばけ」、結局人間に驚かされてしまいました。

でも、それも悪くないなと思う二人なのでした。

絵本の特徴

おばけといっても、かわいらしくて柔らかいタッチで描かれているので、あまり怖くありません。

  • ひらがなとカタカナで書かれています。
  • 文章は見開きで10行未満、そう多くありません。
  • 色々な「おばけれっしゃ」がアイディア満載で面白いです。
  • ハロウィンの仮装の様子もみられます。
  • まだハロウィンを知らない子でも大丈夫。

我が家の子鉄の反応

ハロウィンをよくわかっていない息子でしたが、楽しく読んでくれました。

 
ひてつママ
ハロウィンを知らない3歳児も楽しく読めたよ!

はじめはちょっと怖がりつつも…

『おばけれっしゃ』と聞いて、こわーいおばけを想像していた息子。

読み始めてからもちょっとびくびくしながら読んでいました。

が、けむくじゃらの列車が登場したり、燃えさかる列車が登場すると、ケラケラ笑って「もう一回読む!」と言っていました。

ぜひお試しください!

ちょい足し知育

この『おばけれっしゃ』を読んだら、こんなちょい足し知育になりました!

ハロウィンってなに?

9月生まれの息子は、2歳になってすぐのハロウィンの経験をあまり覚えていませんでした。

ハロウィンの定番のかぼちゃ、ジャックオーランタンの存在は認識していましたが、こわい顔のかぼちゃ程度の認識です。

ケルト人が起源とされる風習で、日本でいうお盆のような感じ、だとかいう話はとりあえずさらっと説明しつつ…(一応言いました笑)、

大事なポイント「Trick or treat(トリックオアトリート)」のフレーズを最重要ポイントとして教えました。

お菓子をくれないといたずらしちゃうぞって意味の英語だよ、と。

布は燃えやすい?

「ぬのおばけ」が燃えそうになったり、「ほねおばけ」はオオカミにかじられそうになる。

さらには「ぬのおばけ」にも「ほねおばけ」にも血が無い!?

大人だったら割となれた設定ですが、実験をしたこともなく、犬も飼育していない我が家の子鉄はあまりピンときていませんでした。

なので、布は燃えやすいことや、犬や狼は骨が好きであることなどを説明し、納得していました。

今度、安全に十分に配慮したうえで、布や紙を燃やして、実体験に繋げていこうと思っています。

まとめ

夏の終わりを感じるとふと頭をよぎる、「今年のハロウィン、どうしよう…」。

仮装するしない、かぼちゃの飾りをするかしないか、ハロウィンイベントに行くかどうか。

電車大好きな子鉄だから、鉄道以外のイベントはどうかなー楽しめるかな?と考えるママパパも多いのではないでしょうか。

いまやハロウィンは子供も大人も一緒に楽しめるイベントが増えていますので、きっと子鉄も楽しめるはず。

そして、せっかくなら、鉄道ネタも取り入れてあげたいですよね。

ぜひこの絵本『おばけれっしゃ』のことを思い出して、読んであげてくださいね。