「電車、くつした」と入力して検索してみると、けっこう種類が多いですよね。
非鉄(鉄おたではない)パパママからみると、どれがどれだかわからなくなったりしませんか?
(はい。私はどれも同じに見えました)
そんなママパパのために、おすすめブランド2社をご紹介します。
ちなみに、我が家の子鉄は、電車柄の靴下しか履いてくれません。
おすすめ電車系くつしたブランド2選!
たくさんのメーカー・ブランドが鉄道くつしたを販売していますが
最近勢いがある(と私が感じている)ブランドと、
以前からメジャーだった一社をご紹介します。
我が家の子鉄も愛用中です。
ポポンデッタの電車靴下
ポポンデッタの靴下は、数年前まではポポンデッタの実店舗でしか見かけなかったのですが、ここ最近は色々な店舗で見かけるようになりました。
そう、非鉄ママが勝手に「最近勢いがある」と感じているブランドです。
以前はあまり履いている子を見かけなかったのですが、最近は保育園やお教室、遊び場でよく目にするようになりました。
そもそもポポンデッタは、鉄道模型や鉄道グッズのお店で、BRIOと互換性のあるmoku TRAINを製造販売している会社です。
子供向けのプラレールから大人向けのNゲージの新品・中古を販売しています。
鉄道好きなら子供も大人も夢中になる、実店舗のある会社です。ちなみにどの店舗もNゲージのジオラマが置いてあるので、ちびっこもきっと目が釘付けになります。
サイズ・シリーズ
さて、肝心の靴下の展開についてです。
サイズに応じて、ショートかロングかどうかの二択なので、比較的シンプルです。
ここのブランドが面白いのが、車種によってはショートは一両目だけ、ロングは二両目まで描かれているところです。
湘南新宿ライン(東海道線、上野東京ライン、高崎線)や横須賀線(総武快速線)のロングタイプにはグリーン車の車両が描かれているので、我が家の子鉄はロングがお気に入り。
- ベビーショート10cm~14cm(年齢目安:6ヶ月〜3歳)
- ベビーロング10cm~14cm(年齢目安:6ヶ月〜3歳)
- キッズショート15cm~20cm(年齢目安:3歳〜7歳)
- キッズロング15cm~20cm(年齢目安:3歳〜7歳)
ベビーの年齢目安は6ヶ月〜3歳、キッズの年齢目安は3歳〜7歳だそうです。
以前は大人向けのショートとロング、それぞれ22cm~24cmと25cm~27cmがありましたが、現在はHPから記載が消えています。(2022年9月時点)
また復活すれば、親子でお揃いもできるかも?
素材
素材 綿、ナイロン、その他
特徴
ドアや窓のデザインがリアルで細かく、再現性が高いです。
その分、裏面のほわほわの裏糸が多いので、夏は暑いかもしれません。
ポポンデッタの店舗が近くに無い場合は、オンラインで購入もできますし、徐々にポポンデッタ以外での取扱店舗が増えてきているようです。
オンラインでは、ニッセンでのお取り扱いがあるので、ママアイテムと併せて購入もできて便利です。
使ってみた感想
半年以上着用していますが、色褪せなし、ごわつきは若干といった感じです。
毛玉はわりとつきます。
ちなみに、アリエールの洗剤とフレアの柔軟剤を使用し、乾燥機は使っていません(が、何度か乾燥機に間違って入れてしまったことはあります)。
また、ロングタイプはゴムが硬め、良く言えばしっかりしていて伸びがいいですが、お着替えが苦手な子だと、自分で履くには少し難しそうです。(息子3歳、履けないことはないですが、たまに失敗するかんじ)
裏糸は多いため、厚めです。夏はちょっと暑そうに見えますが、この靴下がお気に入りの息子は、夏も気にすることなく履いています。
ただ、爪が割れやすく、裏糸が気になる方にはあまりおすすめできないかも。
立誠社の鉄下(てつした)
おそらくここが一番メジャーなんじゃないかと思います。
ポポンデッタはここ最近増えてきた感じですが、この立誠社の鉄下はずいぶん前から人気な印象です。
- 車両の種類が多い
- サイズ展開が幅広い(ベビーから大人まで!)
- シリーズが多彩(メッシュ、ラメなど)
- 「鉄下(てつした)」というネーミングがかわいい
- ヨドバシカメラなどの量販店でも販売している
- 「車下」という車シリーズもある
ので、バリエーションもばっちりなのです。
サイズ・シリーズ
立誠社の鉄下はとにかく種類が多いです。
しかもシリーズによってサイズ展開が違ったり、なぜだかオーソドックスなタイプの15cmの子向けの靴下が空白地帯状態だったりするので、購入時にかなり迷います。
また、これだけ種類が多いので、実店舗で全て揃っている可能性は少ないかなと思います。
狙いのものがある場合は、ネットでの購入がおすすめです。
2022年9月現在HPで確認できるものを記載します。
- 鉄下ベビープチ9~11cm
- 鉄下ベビー10cm~14cm
- 鉄下ベビーロング/メッシュ12cm~16cm
- 鉄下ロングソックス/メッシュ15cm~21cm
- 鉄下16cm~20cm★(今回写真で紹介しているのはこちら)
- 鉄下プレミアム(ラメ)16cm~20cm
- 鉄下ジュニア20cm~24cm
- 鉄下ノスタルジー25cm~27cm
- 鉄下プラス キャラコラボ16cm~(シンカリオン、たま電車、くまモン、エヴァ、リラックマ)
- 車下(しゃーした)←鉄道ではありません
とにかく、シリーズだけでもこれだけ多いので、店頭でみてもどれがどれかよくわかりません…。
プレゼントで購入する際はお気をつけください!
↓鉄下16cm~20cm(今回写真で紹介しているのはこちら)
素材
素材は種類によって異なる 綿・ポリエステル・その他
特徴
シンプルなデザインで、足首のところがカラーになっているものが多く、靴を履いたときにちらっとのぞくのがかわいい感じです。
とにかく、サイズ・シリーズとともに、車両の種類も豊富。
全国の有名どころの鉄道はだいたい網羅できているのではないでしょうか。
かわいいベビー用のセットもあるので、出産祝いにもおすすめです。
使ってみた感想
鉄下16-20cmを半年以上着用していますが、徐々に色褪せ、ごわつき、ゴムの伸びがでてきます。
ごわつきといっても、しっかりした綿のような感触です。コットンの割合が多いのかな?(シリーズによって素材が違うので一概には言えませんが)
ちなみに、アリエールの洗剤とフレアの柔軟剤を使用し、乾燥機は使っていません(が、何度か乾燥機に間違って入れてしまったことはあります)。
なお、毛玉はつくものの、ポポンデッタほどではありませんでした。
ゴムについては、足どんどん伸びてくるので、ケチって長く使い続けると、靴の中でかかとの部分が脱げてしまうこともあります。
乾燥機に入れなければ、そこまで大きく縮むことはありませんが、長く使っていると若干縮んできます。
とはいえ、つま先の気遣い、裏糸が少なく、綿が多そうだし、名前の記載箇所まで気を配ってくれて、配慮がある良い商品だなと感じています。
鉄下とポポンデッタの比較
我が家の使用感のある靴下で申し訳ございませんが、
左がポポンデッタの電車靴下、右が立誠社の鉄下です。
裏糸の比較
裏糸は、気にしない方も多いかもしれませんが、二枚爪で悩んでいる方の参考になればと思い掲載しておきます。
裏糸は鉄下もポポンデッタのどちらも多いです。
ですが、写真を見ていただくとわかるように、ポポンデッタの方が圧倒的に多くて長いです。
で、やはり分厚い感じです。
また、つま先の縫い合わせの位置については、ポポンデッタががっつりつま先の位置にくるのに対して、鉄下は少し上にずらしているので、爪には当たりません。
名前の記入箇所
さて、保育園・幼稚園へ登園するようになると気になってくるのが、名前の記載スペース。
立誠社の鉄下もポポンデッタの電車靴下も、どちらもお名前を記載できます。
鉄下は、しっかりと「なまえ」と印字されていて、足首部分が色付きであってもきちんと白地になっています。
ただ、てちゅしたには記載スペースはありませんでした。(2021年時点)
記載が必要な場合は、黒や紺以外のものカラーをお勧めします。
ポポンデッタの電車靴下には、とくに「なまえ」の記載はありませんが、足首の裏側もしくは足裏部分に記載できるスペースがあります。
さいごに
色々個人的な感想を並べてきましたが、どちらもたくさんの子鉄に受け入れられている人気の靴下です。
最後に細かい比較を記載します。
- 記名箇所:どちらもあるが、鉄下の方が配慮あり
- 裏糸:どちらもあるが、鉄下の方が少ない
- つま先:鉄下はつま先に縫い合わせが当たらないようにずらしてある
- デザイン:ポポンデッタはリアルで細かく、鉄下は再現率は高いが若干かわいめ
- 種類:鉄下の方が車種・シリーズ共に多く、コラボ鉄道までもある
- ゴム:ポポンデッタは硬くへたりにくい、鉄下は柔らかめでへたりやすい
- 毛玉:ポポンデッタの方ができやすい
- ごわつき:鉄下は使い続けるとかたくごわつきがでやすい
とまあ色々比較しましたが、そもそも靴下は消耗品ですので、両方試すのもありです。
ちなみに、試した結果、我が家はポポンデッタのショートとロングをそれぞれ3足ずつ購入しました。
なぜならほぼ毎日同じものを履きたがるから…