発売以来大人気シリーズ、学研の『めくって学べる』シリーズから、乗り物図鑑が発売されました!
我が家の3歳児がとにかく夢中になった図鑑で、大人も「なるほど!」「知らなかった!」と驚かされる、めくって遊べるスゴい図鑑、『めくって学べる』シリーズ。
そこに、鉄道、車、船、飛行機など、子どもが夢中になる乗り物が満載の図鑑が登場しました。
子鉄にとって新たな発見になることはもちろん、ママパパにとってもきっと勉強になる、めちゃくちゃおすすめな一冊です。
図鑑のきほん情報
図鑑の詳細
- タイトル:『めくって学べる乗り物のしくみ図鑑』
- 出版社:株式会社学研プラス
- 初版年月日(発行日): 2021年11月25日
- ページ数:36頁
- サイズ:28cm×21.5cm
- SBN:978-4-05-205412-9
対象年齢
学研出版サイトによると、小学一年生、小学二年生がメインターゲットです。
絵本ナビによると3歳~5歳におすすめです。
めくるだけなら1歳からでも楽しめそうですが、本を破らなくなってからがおすすめです。
ボードブックよりは薄いものの、各ページがかなり分厚く作られています。とはいえ、めくって楽しむ部分は、乳児だと勢いあまってビリっと破ってしまいそうです。
乗り物のしくみ図鑑 (めくって学べる)
どうやって楽しむ図鑑?
乗り物の中がどうなっているかを、ぺらっとめくって学べる図鑑です。
外からはわからない中の仕組みを断面図や解体図でみることができます。
隠れているものってペラっとめくりたくなりますよね。
子供にとって、この図鑑は、楽しくないお勉強ではなく、遊び感覚で好奇心を刺激される絵本のような図鑑です。
1歳児や2歳児が夢中でめくってしまいそうな図鑑です。
図鑑に登場する乗り物
鉄道だけでなく、車や船、飛行機やその周辺で働く乗り物など、とてもたくさん掲載されています。
マニアックなものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
乗り物のしくみ図鑑 (めくって学べる) [ 小峯龍男 ]
登場する鉄道
ペラっとめくれるものから、ちょこっとイラストで登場するものまで記載しています。(非鉄ママのわかる範囲で判断したものとなります)
めくれるもの
- N700S のぞみ/ひかり
- 東急東横線
- ケーブルカー
めくれないもの
- ドクターイエロー
- E235系 山手線
- E233系 中央線
- E231系 総武線
- ラッセル車
車
乗用車、エコカーなど、普段町でみかけるものがたくさん!
めくれるもの
- 乗用車
- 長距離トラック
- 電気自動車
- ごみ収集車
めくれないもの
- ハイブリッドカー
- プラグインハイブリッド
- 燃料電池自動車
- 燃料電池バス
- 燃料電池トラック
建設現場の機械
建設現場ではたらくくるまがたくさん掲載されています。
油圧のしくみまで図で解説されていて、大人も勉強になります。
めくれるもの
- 油圧ショベル
- ブルドーザー
- クラッシャー
めくれないもの
- ホイールローダー
- モーターグレーダー
- ロードローラー
- クレーン車
- タンクローリー
- オフロードダンプトラック
遊園地の乗り物
遊園地で乗れるあの乗り物の仕組みがわかる!ママパパが乗ったことのあるあのジェットコースターも掲載されているかも?
めくれるもの
- 観覧車
- ティーカップ
- ローラーコースター(ジェットコースター)
めくれないもの
- ええじゃないか(富士急ハイランド)
- F2(那須ハイランドパーク)
- スチールドラゴン2000(長島スパーランド)
- ピレネー(志摩スペイン村)
- メリーゴーランド
山の乗り物
山のレジャーでよくみかける乗り物。
我が家の子鉄は、初めてロープウェイに乗ったとき、終始大泣きでした。(大変でした…)
めくれるもの
- ロープウェイ
- ゴンドラ
- ケーブルカー
- キャンピングカー
雪山の乗り物
こちらでは冬のレジャーでもなかなか見かけることのない働く車も掲載されています。
我が家のある横浜ではなかなか見ることのできないものもたくさんあって、面白かったです。
めくれないもの
- 雪上車
- スノーモビル
- 圧雪車
- ロータリー除雪車
- ラッセル車
- スノープラウ除雪車
船
手漕ぎの船から豪華客船まで、船が勢ぞろい!
めくれるもの
- クルーズ船(オアシス・オブ・ザ・シーズ)
めくれないもの
- 丸木舟
- いかだ
- 帆船
- 蒸気船
- スクリュー船
- 水中よく船
- ホバークラフト
飛行場ではたらく乗り物
空港でみかけるあの乗り物、非鉄ママは初めて名前を知りました…。
これを知っていれば、空港に行ったときに子供に名前を教えてあげられます!
めくれるもの
- ANAボーイング787-8
めくれないもの
- F-35B
- バス
- タラップ車
- トーイングカー
- ハイリフトトラック
- タグカー
- ベルトローダー
宇宙の乗り物
めくれるページではなく、1ページのみではありますが、単に「宇宙船」「ロケット」としての掲載ではなく、話題の乗り物を掲載しているのでおすすめです。
めくれないもの
- ニューシェパード(民間会社による初の商業宇宙旅行を成功させた)
- ファルコン9(ドラゴン2を打ち上げるのに使われるもの)
- スペースシップ2(飛行機に吊り下げられて離陸するタイプの宇宙船)
この図鑑のここがすごい!
上のラインナップを見ていただいても、乗り物のチョイスの面白さと種類の多さがわかると思います。
さらに、種類が多いだけではなく、その仕組みについて深堀しているのがこの図鑑のすごいところ!
例えば、建設現場で活躍する建設機械の多くに使われている油圧のしくみ。
なんとなく、パワーがいるものに採用されているイメージですが、この図鑑では、どうして油圧が大きな力をだすことができるのかをイラストを使って説明されています。
他にも、二つの車両がすれ違いながら、急な坂をのぼりおりするケーブルカー。
一体どうやってのぼりおりしているのか、
始発駅、終着駅は同じレールを走るのに、途中ですれ違うところだけがレールが分かれているのはなぜか、
などが図を使って分かりやすく説明されています。
幼児が理解するにはちょっと難しいとは思いますが、大人が理解するには十分な易しさです。
→我が家が説明した方法はこちらに記載しています。
我が家の子鉄の反応
冒頭でも記載しましたが、とにかく子鉄(当時3歳)が夢中になりました。
まずは、一緒に図鑑を眺めながら、
「ここ読んで」と解説文の読み聞かせをリクエストしてきたり、
「これは何?」と好奇心たっぷりにたくさん質問してくれました。
何度も読むうちに、お気に入りの箇所を毎回自分でページをめくって探せるようになりました。
寝る前の読み聞かせでは、「電車を安全に走らせるしくみ」のページの解説文を読むようにリクエストをされ、色々な信号機や標識の解説文を聞きながら眠りにつくのがブームのときもありました。
すでに他のめくって学ぶシリーズは購入して楽しんでいましたが、この『めくって学べる乗り物のしくみ図鑑』も飽きることなく楽しんでいます。
ちょい足し知育
普通のことではありますが、我が家の図鑑知育をご紹介します。
実物をみる!
図鑑の活用といえば、やはり実物を見ることが一番。
いつも見ているはずの電車や車、船などを、この図鑑を読んだあとにまたみると、新鮮味が増します。
「図鑑で、あのあたりに台車があったよね」「電車の屋根の上にあるのはエアコンだよね!」
など、親子で図鑑の話をすることで、理解がより深まります。
試してみよう(ケーブルカー)
我が家の子鉄が一番喜んだのがケーブルカーの再現。
紐の両端に重しをケーブルカーに見立て、指にひっかけてスルスルと上下させるだけなのですが、これがウケました。
ケーブルカー2台が入れ違いに動く仕組みがよく伝わったようです。
簡単なので、ぜひお試しください!
まとめ
普通の鉄道図鑑も子鉄にとっては面白いものですが、この図鑑には鉄道だけでなく様々な乗り物が載っています。
鉄道だけが好きな子鉄もいますが、車や船にも興味を持っている子鉄も多いかと思います。
鉄道への理解や興味を拡げたい場合にはもちろん、鉄道以外のものへの興味を持ってほしいママパパにもおすすめです。
つまり、全ての子鉄におすすめの図鑑。
内容も、幼児向けのものから、普通の大人はあまり知らないようなハイレベルなものまで、たくさん掲載されているので、長い間たのしめると思います。
幼児には少し難しそうな内容も多いので、小学生に成長してからまた読むのも良さそうです。
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